はじめに
Peppolネットワーク
Peppol(Pan European Public Procurement Online)とは、電子化した請求書などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書の仕様」「運用ルール」「ネットワーク」に関する世界標準規格です。 Peppolネットワークについて詳しく知りたい方は, 「Peppolとは?」をご覧ください。
以降のドキュメントを読む上では、以下の、Peppol Networkの専門用語やサービスついて理解しておくことが重要です。
- Peppol ID (Peppol Participant Identifiers): Peppolネットワークにおいて、送受信するデジタルインボイスの送信者や受信者を一意に識別するためのID。
- Access Point: 下記の図にあるようにAccess Pointとはデジタルインボイスの送受信を行うためのゲートウェイ。
- Service Metadata Publisher (SMP): Peppol Networkにおいて、デジタルインボイスの受け手のメタデータや受信できるドキュメントの種類、連携しているAccess Pointを保存しておくためのレジストリ。
- Service Metadata Locator (SML): デジタルインボイスの送受信において送信先のダイナミックディスカバリを可能にするサービス。OpenPeppolによって中央集権的に管理されている。
以下の図でPeppolの仕組みとマネーフォワード クラウド Peppolコネクトがどういうものかを簡単に説明しています。