Peppol ID の作成
ここでは、Peppol Connect APIの内部でどのようにPeppol IDが作成されているかについて説明します。 Peppol IDを作成する際には以下のどちらかのAPIを利用することになります。
Peppol IDを作成するために実行する処理は上記のAPIどちらでも同じで、具体的にはSMPのREST APIを利用してPeppol IDを作成します。 Peppol Connect APIは内部的に phax/phoss-smp というOpen SourceのSMP実装を利用しており、Peppol ID作成の際には、phoss-smpに実装されているREST APIを利用しています。
次にSMPがどのような手順でPeppol IDを作成しているかについて簡単に説明します。 まず、Peppol IDはSMP (Service Metadata Publisher) とSML (Service Metadata Locator) の組み合わせで管理されています。 請求書を送受信するためのAccess PointとSMPとは異なり、SMLはOpenPeppolによって中央集権的に管理されているサービスです。
SMPはPeppol IDを作成する際は、まず、SMPに必要なメタデータを登録します。その後、SML (具体的には、POST /edelivery-sml/manageparticipantidentifier
) にリクエストを送信することでIDが 作成され、SMLがそれに対応したDNSレコードを作成します。
より詳しく知りたい場合は、以下のSMPとSMLの仕様書を読むことをお勧めします。